連続テレビ小説『まんぷく』

池田信用組合に就職が決まった女子高校生Aを、友人B・Cが「池田信用組合は危ないよ」とからかう。
この発言は池田信用組合の経営状態を指したものではなく、「池田信用組合は強盗が入ることがあるので危険」の意味で、それすら冗談であったがAは真に受けた。
その夜、Aから「池田信用組合は危ないのか?」と尋ねられた親戚Dは、池田信用組合の近くに住む親戚Eに「池田信用組合は危ないのか?」と電話で問い合わせた。

Eは美容院経営者のFに、「池田信用組合は危ないらしい」と話した。

Fが親戚Gにこの話をした際、居合わせたクリーニング業Hの耳に入り、彼の妻Iに伝わる。

池田町の主婦らの間で池田信用組合の噂が話題となり、通りがかりの住民の耳にも入る。この頃、噂は「池田信用組合は危ない」と断定調になる。

画家の香田忠彦がモデルを裸にしたことで、「香田夫妻は危ない」と姑の今井鈴が池田町商店街で言い触らす。

池田信用組合窓口に預金者が殺到する。

理事長の立花萬平が手書きの整理券を配布したが「こんなものをもらって何になる」と怒鳴る者が現れるなど、事態は深刻化する。

発明家であった立花萬平が顧客の小田島製作所で発券機システムを開発する。

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