日曜劇場『 半沢直樹 』 2

引当金の件ですが

金銭債権における貸倒引当金の設定の分類ですが、、
３つの分類に分かれており

１、一般債権…経営状態が重大でない取引先に対する債権

２、貸倒懸念債権…破産までは行ってないが、債権を返済するのが困難な債権

３、破産更生債権等…すでに破産している取引先の債権

今回のケースは、２番目の貸倒懸念債権にあたります。

また貸倒懸念債権の貸倒引当金の算出方法は、
財務内容評価法とＣＦ見積法と２種類あり、
１,２００億の貸倒引当金は、おそらく財務内容評価法と言う
算出方法によって会計処理をしていると思われます。

処理方法等は、ネットで調べてみて下さい。

そこで、半沢さんの銀行では、１,２００億の貸倒引当金を計上したくないので、
貸倒懸念債権にならないように、何としてでも取引先ホテルの当期損益を赤字にしないように
１２０億円の損失穴埋めをしていた訳です。


つまり、取引先のホテルの借入金は累積で数千億あり、（直近では２００億円借入している）
貸倒懸念債権にならないように、絵画などを売却することで、
赤字化をさけたと言う訳です。

しかし今度は、本業で、今後の収益拡大を図るはずであったホテルの予約システムの
受注会社が、やばいと言うことですよね。

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