連続テレビ小説『花子とアン』

朝市「教え子も大勢戦死した。申し訳なくて…後悔してもしきれねえ」

朝市「ふんだけんど、償っていくしかねえ。自分に出来る事を一生懸命やって、償っていくしかないんじゃねえか。…はな。はながふんとに話したかった話って、何でえ？」

花子「実は私、この『馬鹿者イワン』みたいなロシア文学を翻訳したいの、英米文学辞めて。私達のような農民は、もっとトルストイを読むべきよ」

朝市「えっ？」

花子「戦争は、富の分配がなされていないから起こるのよ。金持ちや権力者が戦争を起こすのよ」

朝市「はな・・・。よく言った。おらも、 教え子を再び戦場に送らないために、これから反省しながら教壇に立つだよ。はな、この本読め」

花子「てっ、『共産党宣言』・・・」

吉太郎「朝市！まずは、俺たち農奴の解放だ！徳丸ンとこ行くぞ！作戦は任せろ！！」

美輪「甲府から革命の狼煙があがりました。ごきげんよう、さようなら」

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