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連続テレビ小説『 まれ 』


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372 2015/06/08(月) 23:05:28 ID:AOGpedhsas

主人公のモデルは、明治の女傑と呼ばれる「広岡浅子」。
原作は、古川智映子の『小説 土佐堀川—女性実業家・広岡浅子の生涯』だ。

広岡浅子は、明治・大正を代表する女性実業家で、1850年、京都に生まれる。
富豪・三井高益の三女として、女性らしく、和歌や書道、茶華道などを学ばせられた。

17歳で、大阪の富豪・加島屋の当主、浅岡久五郎に嫁ぐ。
夫は花柳界に入り浸りだったが、浅子は泣き寝入りなどせず、
「もしあなたが世間並みの道楽をしたら、広岡家を出て行ってもらいます」と言い渡し、
坊ちゃん育ちの夫に代わって実業界に身を投じていくことになる。

浅子は、簿記、算術、法律、経済など実業に必要な幅広い知識を独学で修得し、
鉱山と銀行の経営にあたった。数字に強く、先を読む力のあった浅子は、大同生命の創業にも携わっている。

学識だけでなく、教養も身に付け、男に負けない度胸を持っていた浅子には、
数多くのカリスマ的伝説が残されている。明治維新により、幕藩体制が崩壊し、
大阪の富豪たちが資金問題で次々と没落していく中、若干20歳の浅子は、
夫を奮い立たせ、諸藩の屋敷を訪ね回って直接貸金を回収。
担当していた鉱山にも現場監督のため実際に足を運び
護身用の2丁のピストルを携えて、暗い坑道に入って行ったという。

40代後半に、大阪で最初に女子教育に乗り出した、成瀬仁蔵という人物と出会う。
米国の教育事情に影響を受けた成瀬は、梅花女学校を運営しつつ、理想の女子大学設立を目指していた。
女子高等教育の必要を主張する成瀬に共鳴した浅子は、資金援助を含めた最高の後援者となる。
そして、1901年、東京の文京区に誕生したのが、日本女子大学校、現在の日本女子大学である。

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