17日放送の第6話は、撮影休止時点で唯一収録が終わっ
ていなかったシーンを、通常とは異なる方法で撮影した。
それは、探偵事務所前の中庭テラスで、苺(小芝風花)が
明智に対して、思いをぶつけるという場面。従来の撮影方
法をとると、2人は隣り合って演技することになり「密接
」してしまうため、「特殊な方法」で撮影することになった。荻野哲弘プロデュー
サーは「第6話に関しては、1シーンだけ撮影できていないシーンがあり、再開し
たら真っ先に撮影しようと思っていました。しかしながら、放送日までに通常のド
ラマのスタイルでの撮影はかなう見込みがなくなり、だったら黒幕バックで朗読劇
にしてでもお届けしたいという思いがこみ上げ、中村倫也さんに相談しました。す
ると、中村さんは、趣旨に賛同してくださった上で、「自分は役者なので折角なら
朗読(という形)ではなく芝居をして、フィクションを楽しんでくださっている視
聴者の皆さんの感情がなるべく途切れないようにお届けしたい」という提案をされ
ました。そのあまりに真摯な言葉には、スタッフ一同胸を打たれました」と経緯を説明。
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