1925(大正14)年、日本でラジオ放送が始まった日に岡山の和菓子屋「たちばな」に生まれた安子(上白石萌音)。
家族や周囲の人々に愛され育ち、やがてラジオ英語講座に出会う。そして恋に落ち、結婚。
さまざまな試練が安子に降りかかるなか、いつも安子を支えたのはラジオ英語講座と「たちばな」のあんこだった。
そして安子の娘、二代目ヒロイン・るい(深津絵里)の物語は、昭和30年代の大阪から始まる。
とある理由から“自分らしく自由に生きていきたい”と願い、岡山を飛び出したるい。
自分のことを誰も知らない新天地・大阪で新たな人生を歩んでいく。
ひょんなことから道頓堀の小さなクリーニング店で、住み込みで働くことになる。
大阪での新しい景色や出会いが、るいの日常を鮮やかに彩り、人生を切り開いていくのだった。
るいの娘で三代目ヒロインひなた(川栄李奈)の物語は、昭和40年代の京都から始まる。
昭和から平成、そして令和へ。三世代ヒロインは、その時代時代の試練にぶちあたり、
ときに、世間や流行から取り残されながらも、恋に、仕事に、結婚に、
自分らしい生き方を、不器用ながらも、それぞれが違うあり方で、見いだしていく。
そして、3人の傍らには、ラジオ英語講座があった。
安子、るい、ひなたと、三世代の女性たちが紡いでいく、100年のファミリーストーリー。
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