NHK総合
平成27年1月6日〜2月17日 <全7回・全国放送>
【総合】毎週火曜 午後10:00〜10:48
(再)毎週火曜 午前1:25〜2:13 ※月曜深夜
[作]
小松與志子(26年度芸術祭ラジオドラマ部門大賞受賞)
井出真理(映画「千年の愉楽」ほか)
名古屋にある法律事務所の敏腕弁護士、竹内美晴(真矢みき)は、ある日、所長の水野豊彦
(舘ひろし)から半ば強引に取引企業の離婚案件を任される。
社長の郷原直樹(吉沢悠)が、
5歳の息子を置いて家を出て行った妻・信枝(近衛はな)と離婚したいというのだ。
しかし信枝は、
息子は絶対に渡さないと涙ながらに訴える。実は、美晴にも離婚経験があり、自らの過失で親権を
奪われ、10年間会っていない娘・佳苗がいた。
嫌々この案件に取り組み始めた美晴だったが、
次第にのめりこんでいく…。そして、美晴は夫の代理人でありながら、妻・信枝の気持に寄り添った
解決策を提示してしまう。
そのことで事務所に大損害を与えた美晴は、水野の必死の慰留にもかかわらず、責任を取って
事務所を辞めてしまう——。
その夜、美晴は、自宅のすぐ下にある“あんかけスパゲッティ屋”でやけ酒をあおり、気が置けない
関係の店主・三ツ矢鉄(上地雄輔)に思わず呟く。
「結局、私は仕事も男も同時に失ったってことよ……」
そんな意気消沈する美晴の元に、信枝がやってくる。
両親が離婚の危機にあり、
心を痛める中学生の双子姉妹と一緒だった。自分の離婚問題に親身になってくれた美晴を頼ってきた
のだ。
美晴は壊れかけた双子姉妹の家庭をなんとか立て直そうと全力で奮闘する。そんな美晴の姿を
見て、鉄と信枝は離婚相談室を開くことをすすめる。
そして迎えた「竹内美晴離婚相談室」開設の
日、真新しい相談室の看板を不機嫌そうに見つめる若い娘がいた。
それは、すっかり大人に成長した
美晴の娘・佳苗(竹富聖花)だった——。
[出演]
真矢みき、上地雄輔、竹富聖花、近衛はな、関めぐみ、
利重剛、渡辺哲、中尾ミエ、舘ひろし
(各回ゲスト)石橋蓮司、うじきつよし、安藤玉恵、
大竹まこと、岩井秀人、山田昌ほか
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